魚類を使用した介護食の特長は?作り方のポイントについて

介護食に魚を摂り入れる場合、どのようにすればよいのでしょうか。
作り方などにポイントはあるのでしょうか。
魚はメインのおかずになる他にも、たんぱく質が豊富で3大栄養素の1つをしっかり補えますし、オメガ脂肪酸というものも摂ることができますから是非食べてもらいたいものです。
そんな魚類を使った介護食の特徴とはどんなものがあるのでしょうか。

まず、高齢者に対する魚を使った介護食の事故を防ぐには小さく刻む、軟らかくすることが基本でしょう。
介護食にお勧めなのが、パサつきがなく、軟らかくなりやすい、繊維が残りにくいものと言えます。
その点、クリアしているものは柔らかくなりやすい、皮を除けば繊維が残りにくいという点が魚です。
ただ、魚は焼いても炊いてもパサつきがちなので、その点は注意が必要です。
魚は骨の多い青魚より鮭や白身魚のほうが調理しやすいでしょう。
事故も少ないようです。
比較的実の大きなサバ、カツオなら、青魚でもEPAやDHAが摂れますから良いでしょう。

最近では骨なしの魚が当たり前の時代になっています。
スーパーでも骨なし魚が売っているのを見たことがあるでしょう。
調理しやすいようにと様々に工夫されており、介護食に摂り入れるとより調理しやすくなります。
高齢化社会になり、高齢者向けの食品の需要が高まってきていますから、低カロリーの魚は是非摂りいれたいものです。
しかし骨の問題が残ります。
そのため、でき上がったのが骨なしの魚です。
ピンセットで1本1本抜いて骨なしにしているとのこと。
骨なし魚には高齢者が食べやすくなるよう、ユニバーサルデザインフードとして開発された商品も多く出回っているようです。
容易に噛める、噛まずに食べられるなどの区分に分けたパッケージがポイントです。

骨なし魚を手に入れたら、いざ介護食への調理へと向かいますが、焼き魚より煮魚、煮魚より蒸した魚のほうが食べやすいと言います。
高齢者の噛む力や嚥下力によって、魚の調理方法を変えていきましょう。
また焼き魚が食べたいと言った場合には、どうしてもパサつきがちなので、野菜などのあんかけにしましょう。
煮魚は骨なし魚が今では手に入りますから、それを舌や上あごで簡単に潰せる硬さまでじっくり煮込み、煮魚にすると良いでしょう。
その際には塩分の調整も忘れずに行いましょう。
塩分過多になってしまうと高齢者の負担になりますし、塩分が少なすぎても高齢者の食べる気力を失ってしまいますから、ちょうど良い配分が良いですね。
また蒸した魚も柔らかく食べやすいです。
野菜のピューレなどをソースがわりにかけて食べると、野菜と共にたんぱく質も摂れて一石二鳥の一品になりますね。
蒸すと魚はふっくら柔らかくなりますから、高齢者にも人気の一品です。

魚を介護食に使うポイントは、やはりパサつかせないことの一点につきます。
どうすればパサつかないのか?
焼くにしても蓋をして蒸し焼き状態にするとふっくら仕上がります。
また煮魚も煮汁にとろみをつけて、あん状にすると良いでしょう。
さらに蒸した魚もソースなどでパサつきを抑えるとなお一層食べやすくなります。
魚アレンジは多数ありますが、魚をつみれ状にするのもポイントです。
どうしても魚を食べられなくなった高齢者には、肉団子と同じく、魚の団子、つみれを作ってあげましょう。
つみれはすり鉢で練って作ります。
一口大にまとめて茹でれば簡単に出来ますし、軟らかく仕上がりますからパサつきのない一品になります。

このように介護食にも魚は是非入れておきたい食材の1つでしょう。
良質なたんぱく質が摂れ、さらにお目が脂肪酸などの必須脂肪酸も摂ることが出来ますので、ちょうど良い食材と言えます。
味も淡白で、カロリーも低いので高齢者にも向いています。
ただ、調理する際はパサつきがちなので、そこにだけは注意を払っておく必要がありますね。
それさえクリアしていれば問題なく介護食に使うことができるでしょう。

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